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2022年6月9日
植村建設工業|愛知県 安城市|土木工事・下水工事・道路工事・河川工事
ドローンスクール受講

受講日数は、フライトコース 2日間、ビジネスコース 2日間となっていたので、当然2日で取れると思っていました。まずは初日…スクールで使用する機体は『DJI F450』というドローンで、これがかなり厄介なものでした。わたしが普段プライベートで使用しているのは「DJI MAVIC PRO」という機体なのですが、安定性、操縦性抜群のものです。なぜ安定しているのか?これはドローンにGPSやいろんなセンサーが、操作をしない限りそこに留まろうとしてくれるからなんです。だから上空にあげて、たとえ何らかの事情で手を放しても(ダメなことですが…)、多少の風があっても機体はそこに留まってくれます。だから安全に飛ばせるのですが、このF450という機体には余分な?センサーなどは一つも付いていません。つまり風があればそのまま流されますし、直進していても逆に舵を入れないと止まりませんし、高度も安定していません。なぜこのような機体を使うのか?実際に起こりうることなのですが、突然GPS信号が途切れてしまったら…もしくは突然何らかの影響でセンサーが効かなくなってしまった…という状況になってしまった場合、その場にホバリングさせる(留まらせる)ことさえも難しい状況になってしまいます。それがこのF450の機体そのものです。どんな状況に陥っても機体をコントロールさせるための練習機なのです。ホバリングだけでも難しいのに、言われたコースをクリアしていかなければいけませんでした。

 

ドローン操作で重要なことは送信機(プロポ)の細かい操作です。まずはこの操作に慣れないとドローンを自由に扱えません。実機を飛ばす前に、どこのスクールでも使っているというフライトシュミレーター『REAL FLIGHT 』でまずは練習します。このシュミレーターのトレーニングにはヘリコプターのホバリングを訓練します。んっ?ドローンの操縦なのにヘリコプター?っと最初は思いましたが、ヘリをホバリングさせる操作はまさにドローンと同じです。微妙な操作をしないとすぐにヘリは墜落してしまいます。その後実際にドローンを飛ばしてみるのですが、思うように飛ばせず体に力が入りっぱなしで初日終了した時点でぐったりでした。こんなにも飛ばせないなんて…

 

2日目の講習の前日には座学を受けました。無人航空機に関する法律、安全などドローンを飛ばすうえで必要な知識を身に着けるための講義でした。最後にはスキルチェックテストも行われ、これは無事合格しました。あとは実践のみです。

スクールはインストラクター1人に対して最大受講者は2人までとなってましたが、平日受講だったからなのか?ほぼほぼマンツーマンで受講できました。それでもなかなかうまく飛ばせず、受講2日目にはフライトコースに戻って練習となりました。市販の機体でいくら飛ばしていてもセンサーなしの機体とは全くの別物という感じでした。ただやはりこれは実際に空を飛んでいるものであって、万が一の時はちゃんと回避飛行できないと大きな事故になってしまいます。そのことを理解して練習しないと何のためのライセンスなのか…ちゃんと怖さも知った感じでした。

フライトシュミレーター

 

 

植村建設工業|愛知県 安城市|土木工事・下水工事・道路工事・河川工事

2日目の講習も終えた時点で、当然と言えば当然ですがフライトコースに戻っての講習なのですべての項目をクリアできていません…もちろん追加受講です。

1つのバッテリーでの飛行時間は10分程度だったかな?バッテリーを交換してるときとかに、シュミレーションに戻ってひたすらホバリングの練習です。はじめた時よりは長く飛ばせるようになってはきましたが、インストラクターの方が見本を見せてくれると、安定感が全く違います(当たり前だけど…)落ち着いているときはいいんだけれど、ふらつき始めると大きく動き出し、それを戻そうともっと大きく動いてしまい落下!その繰り返しでした。それがドローン操縦でも同じですね。多少安定はしてきましたがまだまだでした。2日目を終えて、次で終われるか?微妙な感じでした。

 

講習3日目…この日は私ともう一人の方の2人でした。講師も2人だったのでマンツーマンの予定でしたが…朝会場に行ってみると練習用ドローンが1台暴走したらしく天井近くのネットにぶら下がっていました。っということでこの日は1台を2人で交互に使う感じでした。順調に飛ばせていたのですが、あと最終の一項目残して時間が来てしまいました。

 

講習4日目…少し間が空いたので自宅練習(シュミレーターで…)をみっちりして臨んだ結果、最終項目も難なくクリアできました。やっぱり自主練は大事ですね。ほんのちょっとの操作の感覚がわかるだけで、初日に苦労してたのがうそのようでした。その後、夜間飛行の訓練と目視外飛行の訓練をしてなんとかすべてのカリキュラムを終えることができました。あとはDPAに申請をして、前回投稿したライセンスをいただきました。

 

今後は国にドローンを登録し、飛行許可申請して事業にプライベートにドローンを楽しんでいければと思います。